
【実は根拠なし】BMIって信用できるの?
おはようございます!
CALORIE TRADE JAPAN豊田店の祖父江誠(そぶえ まこと)です。
【実は根拠なし】BMIって信用できるの?
本日はBMIについてご紹介してみようかと思います。
皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
BMIとは(body mass index)と言われ、体重と身長から肥満度合いを表す数字です。
具体的な式を言いますと
体重(kg)÷身長(m)×身長(m)
で表されます。
BMIの基準とは?
先程の提示した数式に自分の体重を当てはめてみて下さい
- 「18~25」なら普通体型
- 「25以上」なら肥満体型
- 「18以下」なら痩せ型体型
となります。
いかがでしたか、自分がどのくらいの肥満度合いが分かったでしょうか?
では、この数値の何が問題なんでしょうか?
BMIの問題点:筋肉量やその他要素を無視した数値であること
コレはどういうことでしょうか?
簡単にいうと、「身長が低く筋肉が沢山ついている人」は身長が低い割に体重が重いためBMIに当てはめると「肥満」に該当してしまいます。
例えば、ラグビー、アメフト、ボディービルターなどコンタクトスポーツの選手などはBMIだと肥満になってしまうのではないでしょうか?
しかし実際には、彼らはアスリートであり肥満には一切該当しません。
また年齢によっても筋肉量というのは変わってきます。
このように、筋肉量や年齢を無視して数値を算出することにより実際の状態からのミスマッチが発生してしまうことがあるのです。
BMIの問題点:発明した人が医療従事者ではないということ
このBMIは統計学者であるアドルフ・ケトレーが発明したもので、医療関係の人間が作ったものではないのです。
ただの統計で求められた数値がBMIであり、実質的なエビデンスは存在しないです。
つまりこのBMIは「医学的根拠がない」という事になります。
これは少し衝撃ですね。
では、BMIは信用できないのか?
では、BMIは信用できない数値なのでしょうか?
いいえ、BMIは信用できる数値です。
BMIが信用できる理由:数値自体に医学的根拠はないが、統計であるという事
統計というのは実際の数値が元になって出来ています。なので医学的根拠はありませんがその数値になったのには理由があります。
まだ医学や科学では解明されていない要素があるのかもしれません。
完璧というわけではありませんが、大まかに一般の人を肥満かどうか判断するにはかなり優秀な数値です。
自分がお客さんを見させて頂く時もBMIを参考にします。
疾病率が一番低いBMI値は「22」です。お客さんの中で健康になりたいと言ってパーソナルをお受けしてくださる方にはBMI22を目標にしてトレーニング、食事指導を行います。
ちなみにダイエットにおいてBMI値が「20」になるとかなり体重が落ちにくくなる傾向があります。
明確な根拠はありませんが、これも数々のお客様を見てきた中で経験則に基づくものなので間違いはないと思います。(勿論全員ではないです)
まとめ
いかがだったでしょうか?
ちょっと分かり難かったかもしれませんが、BMIは信用できる数値ではあるが当てはまらない人もいるということが伝われば幸いです。
本日は「BMIの基準って信用できるの?」について書かせていただきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以上、CALORIE TRADE JAPAN豊田店の祖父江誠がお送りしました。
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